ウルティマ　聖者への道　箱説無　FCファミコン【23】

『ウルティマ 聖者への道』（ウルティマ せいじゃへのみち、原題: Ultima IV: Quest of the Avatar）は、もともとアメリカのオリジン・システムズ（Origin Systems）が開発したコンピュータRPGです。
ファミリーコンピュータ（FC）版は、日本のメーカーによって移植・発売されました。


特徴とシステムの簡略化

FC版『聖者への道』は、オリジナルのPC版の核となるゲーム体験を維持しつつ、日本の家庭用ゲーム機向けにシステムが大胆にアレンジ・簡略化されています。


善の概念（美徳システム）:
このゲーム最大の特徴は、従来のRPGのように「魔王を倒す」ことではなく、「アバタール（聖者）」となるために8つの「美徳」を極めるという点にあります。プレイヤーの行動選択（嘘をつかない、慈悲を示す、勇気を持つなど）がゲーム進行に影響を与えます。


独自のマップ画面:
オリジナルのPC版とは異なり、日本のRPGユーザーに馴染みやすいトップビュー（見下ろし型）のフィールド画面が採用されています。