ゼビウス　箱説無　FCファミコン【15】

『ゼビウス』は1984年12月7日にナムコから発売されたファミコン用縦スクロールシューティングゲームで、1983年のアーケード版を移植した作品です。プレイヤーは戦闘機「ソルバルウ」を操り、十字ボタンで移動、Aボタンで対空ザッパー、Bボタンで対地ブラスターを使い、空中や地上の敵を倒して進みます。全16エリアのループ式構成で、エリア4、7、9、11、16にボス「アンドアジェネシス」が登場します。ソル（特定位置に爆弾で出現する隠し塔）、スペシャルフラッグ（1UPやボーナス）、256発で破壊可能なバキュラ（20万点）など隠し要素が豊富です。ファミコンの性能を活かし、アーケードのグラフィックと緊張感あるBGMを再現しています。難易度は中級者向けで、敵パターンの把握や隠し要素の発見が攻略の鍵です。エリア7の無限湧きバグはスコア稼ぎに利用できます。127万本を売り上げ、ナムコ初のミリオンセラーとなり、『スターフォース』など後続シューティングに影響を与えました。IGNやXで「名作」として愛され、ソルやバキュラ挑戦の思い出が語られています。続編は『スーパーゼビウス ガンプの謎』（1986年）です。