サラダの国のトマト姫　箱説無　FCファミコン【23】

『サラダの国のトマト姫』は、1984年にハドソンから発売されたPC-8801など向けアドベンチャーゲームで、1988年にファミコンに移植されました。野菜が擬人化されたサラダ王国を舞台に、主人公キュウリ戦士が、クーデターで王国を乗っ取ったカボチャ大王（パンプキング）からトマト姫を救う物語です。コマンド入力式で、柿の仲間・柿っ八と共に進みます。メルヘンな世界観と難易度の高い謎解きが特徴で、戦闘は「あっち向いてホイ」などユニーク。ファミコン版はテキストが読みやすく、子供にも親しみやすいが、自力クリアは難しいとされます。後に携帯アプリやWii・3DSのバーチャルコンソールにも移植され、一部表現が修正されました。