信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット　箱説有　PS2プレイステーション2【4h7】

「信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット」は、2003年3月27日にコーエーからプレイステーション2（PS2）向けに発売された歴史シミュレーションゲームで、「信長の野望」シリーズ第10作の拡張版。2002年の「蒼天録」にパワーアップキット（PK）を追加し、大名、軍団長、城主としてプレイ可能で、シリーズ初の配下武将プレイが特徴。「下剋上」をテーマに、謀略、派閥作り、寝返りなど戦国時代の権力闘争を再現。PKでは織田信長誕生以前のシナリオ3本（例：1495年「駿河の梟雄」）や「歴史イベントエディタ」「家宝作成エディタ」を追加し、50種類以上の「特撰カスタマイズ」でルール変更が可能。PS2版限定で源義経や足利尊氏が登場する架空シナリオも収録。武将は1500人登場、100人まで登録可だが、処断や暗殺で武将不足が起きやすい。リアルタイム合戦や軍略フェイズが戦略性を高めるが、戦闘の単調さ（挑発・混乱依存）や操作性がやや難点。2007年に「コーエー定番シリーズ」として廉価版発売、PSP版（2011年）にも移植。戦国ファンに愛される作品。